サンパウロ市イピランガ博物館=無料入場期間を3月まで延長
独立200周年を記念し、2022年9月に営業を再開したサンパウロ市のイピランガ博物館が、無料で入場できる期間を3月まで延長すると6日付G1サイトなどが報じた。
同博物館は年末年始に一時休館したが、10日から営業を再開。無料入場期間を3月まで延長する事は、10日以降の入場券の事前予約が始まった6日に明らかにされた。
入場券は事前予約が原則で、予約の受付は前の週の金曜日午前10時から始めるが、事前予約ができなかった時も空き次第では当日券が利用できる。当日券の配布は11時半からで、先着順に入場できる。当日券の配布は館内の混み具合に応じて判断し、1時間毎に行われる。
同博物館はサンパウロ総合大学の施設の一つで、来館者にはマスクの着用が義務付けられる。
また、同館はサンパウロ州の飢餓撲滅キャンペーンに参加しており、チケット売り場の脇に保育園や路上生活者の収容施設などへの寄付用の保存食品類を受け付ける箱が設置されている。寄付は任意で、食料品を持って来ないために入場を拒否される事はない。
博物館の営業時間は火~日曜日の11~17時だが、入場は16時半で打ち切られる。