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年金の受給額が増加?=1最賃以上の人も調整

2023年1月12日

 国立社会保障院(INSS)が10日、最低賃金(最賃)一つ以上の年金受給者に対する支払額を5・93%調整すると発表したと同日付現地サイトが報じた。
 これは、地理統計院(IBGE)が同日朝発表した全国消費者物価指数(INPC)に基づく調整で、年金受給額の上限は、7087・22レアルから7507・49レアルに引き上げられる。
 ただし、5・93%で調整されるのは2022年1月も年金を受給していた人で、2022年2月以降に受給し始めた人の調整率は、2月なら5・23%、3月なら4・19%のように、月毎に異なる。
 受給額が1最賃の人は1月から1302レアルが払われている。これは昨年中の1212レアルを7・42%上回るが、新政権が約束した1320レアルにはなっていない。1320レアルになれば調整率は8・91%となる。1320レアルへの変更には予算案の裁可と暫定令が必要だが、予算案の裁可が遅れており、当面は前政権が予算案に計上していた1302レアルで支払われる。
 なお、INPCは年金の受給額の調整だけでなく、積立額の調整にも使われるため、積立額の上限は450・27レアルとなる。


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