機内や空港のマスク義務解除=サンパウロ州は3日からメトロやバスも
2日付テラサイト(1)によれば、国家衛生監督庁(Anvisa)は1日、ブラジル国内の飛行機や空港でのマスク着用の義務を終了すると発表した。新型コロナ感染症対策として採用されていた。同時2日付G1サイト(2)では、サンパウロ州が2日にバスや電車におけるマスク着用義務を解除すると発表し、3日から有効となったと報じた。
機内や空港でのマスク着用は、20年から22年8月まで義務化されていた。だが感染者減少により一旦は解除され、22年11月に再び義務化されていた。1日の同監督庁広報では「マスク着用は義務ではなく、推奨になった」としている。
サンパウロ州では3日からバスや電車、駅でのマスクの義務付けは解除となるが、「65歳異常の高齢者」「免疫で障害を抱える人」「持病を抱える人」「呼吸器系の問題を抱える人」に関しては、引き続きマスク着用が推奨されるという。
さらに州内の全医療機関の施設内でもマスク着用義務が継続。州の決定を受け、サンパウロ市もそれに従う意向を見せている。