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CTNBio、遺伝子組み換え小麦作付け承認=世界で亜国についで2番目

2023年3月8日

小麦畑(Wikimedia Commons)
小麦畑(Wikimedia Commons)

 3日付ロイター通信(1)によれば、世界的な食糧供給不安と地域的な乾燥気候により、遺伝子組み換え(GM)作物に対する注目が集まる中、国家バイオ安全技術委員会(CTNBio)は、ブラジルでの乾燥耐性GM小麦の栽培と販売を承認した。
 ブラジルは、アルゼンチンに次いでBioceres社の小麦品種「HB4」の栽培を承認した2番目の国となった。小麦は、世界中でパンやパスタ、菓子などに使われているため、GM小麦にはアレルギーや毒性があるのではとの消費者の不安があり、これまで商業用に栽培されてなかった。
 ブラジルのビスケット、パスタ、パン、ケーキメーカーを代表する団体であるAbimapiも、以前は遺伝子組み換え小麦の採用に反対していた。だが同団体が委託した調査で、ブラジル人の70%以上がこの穀物を含む製品を購入してもかまわないと回答したことから態度を変えた。
 干ばつに強い小麦は、トウモロコシや大豆などの作物が水不足に悩むパラナ州と南大河州の農家にとって特に魅力的だと予想されている。「最終判断は消費者に委ねられる」と、Bioceres社は述べた。


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