ロラパルーザ=地下鉄ストの最中に開催=観客に大きな影響は出ず
24~26日の3日間にわたり、サンパウロ市最大の国際音楽フェスティバル「ロラパルーザ・サンパウロ」が開催される。今回は記念すべき10回目の開催となるが、サンパウロ市地下鉄のストのタイミングで行われることになった。23日付UOLサイト(1)などが報じている。
ロラパルーザ・サンパウロは2012年に第1回目が開催され、パンデミックで開催が見送られた2020、21年以外は毎年開催されており、今年で10回目を迎える。3日間の観客動員数は延べ30万人以上を記録しており、サンパウロ市でもっとも観光収入が期待できるイベントとしても注目されている。
24日はサンパウロ市地下鉄のストと重なっての開催と危ぶまれたが、会場となるインテルラゴス・サーキットの最寄駅、アウトードロモ駅はCPTM9号線で、連結線となるサンパウロ市地下鉄4号線と5号線も今回のストとは関係がない。
また、4号線と接続する1号線がルス駅まで運行。5号線は接続駅の1号線サンタクルス駅は運休したが、徒歩圏内にある2駅向こうのアナ・ローザ駅は運行を行った。スト自体も24日午後には正常化している。
同フェスでは期間中、臨時の循環バス運行なども行って、便宜を図っている。