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ブラジル人サーファー、恋人への暴力動画拡散で騒動=他の女性も続々と被害訴える

2023年4月12日

 ブラジル人プロ・サーファーが米国人の恋人にバリ島で暴力を振るう様子を写した動画が拡散され、社会的問題になっている。同サーファーは別の女性たちからも暴力被害で訴えられ、騒ぎが広がっている。11日付UOLサイト(1)が報じている。
 問題となっているサーファーはJPアゼヴェド氏で、彼が恋人の米国人サーファー、サラ・テイラーさんと彼女の友人をバリ島で殴った映像がネット上で拡散し、物議を醸している。
 このときは周囲に少なからぬ人がおり、アゼヴェド氏の行為はその場で問題となった。アゼヴェド氏が最初に暴力をふるったのは海の中だが、その様子を撮影していたサラさんの友人が「女性の顔を殴るのが好きなのか」とたずねると、アゼヴェド氏は「おまえは男そっくりだ。女だとは知らなかった」と吐き捨てた。
 これらの模様は9日のグローボ局の番組「ファンタスチコ」でも放送された。また、サラさんのあざだらけの顔の写真もネットで拡散された。
 この後、別の3人の女性が暴力被害を訴えている。その中の一人のカロリナ・ブラガさんは2019年に暴力を振るわれ、「自殺も考えた」と語っている。3年間交際したという別の女性は、「物を投げつけられたし、携帯電話も四つ壊された」と語り、グロリアさんなる女性は、「殺すと脅され、首を壁に押し付けられた」と被害を語っている。
 アゼヴェド氏はエスピリトサント州出身で、2019年からバリ島に在住している。


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