最高裁=1月8日の事件の投票開始=さらなる関与者の捜査も継続

【既報関連】最高裁が1月8日に起きた三権中枢施設襲撃事件から100日にあたる18日、同件で最初に起訴された100人に関する起訴状を受理するか否かのオンライン投票を開始した。同日は襲撃に参加したり、支援したりした人に関する捜査のためのレザ・パトリア作戦も遂行されたと同日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)(3)(4)などが報じた。
1月8日の件で最初に起訴された100人に関する投票は午前0時に始まり、報告官のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が、言論の自由は認めるが、暴行や破壊行為、民主主義を尊重しない言動は憲法に反する犯罪行為にあたるとして、起訴状受理に票を投じた。
投票は24日の23時59分までに行う。18日午前10時現在では、モラエス判事とジアス・トフォリ判事による賛成票2票のみが投じられている。
他方、同日はゴイアス、ミナス、マット・グロッソ、パラー、パラナ、リオ、サンパウロ、連邦直轄区の8連邦自治体で連警によるレザ・パトリア作戦第10弾も遂行された。
今回の作戦は襲撃事件への参加や資金援助、助長などの疑いのある人物を特定することを目指すもので、逮捕令状が16件、家宅捜査令状が22件出ている。
実際に逮捕された人物には、ゴイアス州軍警メトロポリタン巡回戦術機動隊(Rotam)元司令官のベニト・フランコ大佐などが含まれているが、ゴイアス州政府は同氏の逮捕についてのコメントを避けている。