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連邦政府=13カ月給の前倒し発表=年金生活者らは5、6月に

2023年5月6日

受給額が最低賃金一つよりも多い人への支給日程(5日付ヴァロール・インヴェステサイトの記事の一部)
受給額が最低賃金一つよりも多い人への支給日程(5日付ヴァロール・インヴェステサイトの記事の一部)

 国立社会保障院(INSS)から老齢年金や遺族年金などを受け取っている人達への13カ月給(ボーナス)を、5月と6月に前倒し支給するための大統領令にルーラ大統領が署名したと4日付アジェンシア・ブラジル(1)(2)(3)などが報じた。
 INSSからの社会保障受給者へのボーナスは通常、8月と11月が支給月だが、現政権では経済刺激策としての意味も込め、5、6月に前倒し支給することを決めた。社会保障費には老齢年金、遺族年金、病気手当、事故手当などが含まれており、今回の措置で恩恵を受ける人は約3千万人、投じられる金額は626億レアルと見られている。
 州単位で見た受給額が最も多いのはサンパウロ州の177億レアルで、以下、ミナス州69億レアル、リオ州60億レアル、リオ・グランデ・ド・スル州50億レアル、パラナ州36・7億レアル、バイア州36億レアルと続く。
 支給日は受給額や社会登録番号(NIS)によって異なり、受給額が最低賃金一つまででNISの末尾番号が1の人は最初の半額を5月25日、残りの半額を6月26日に受け取る。末尾番号が0の人は最初の半額の支給が6月7日、残りの半額が7月7日となる。
 受給額がそれよりも多いと、NISの末尾番号が1と6の人が6月1日と7月3日、5と0の人は6月7日と7月7日のように決められている。


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