女子バレー代表のパウラ死去=胃癌のため、29歳の若さで
バレーボールの女子代表選手でもあったアナ・パウラ・ボルゴ(選手名パウラ)が11日、胃癌のため、29歳の若さで亡くなった。11日付UOLサイト(1)などが報じている。
パウラは1993年にサンパウロ州バウルーで生まれ、2014年にU22(22歳以下)で代表に初選出された。翌2015年に行われたU23の世界選手権では活躍し、金メダル獲得に貢献した。
本代表に選出されたのは2019年で、同年に行われたネーションズ・リーグにも招集された。この時は対日本戦で先発出場し、26得点を叩き出す活躍をした。ブラジル代表はこの大会で銀メダルに輝いている。
プロ・リーグの履歴を見ると、国内では最終所属チームだったバルエリやフルミネンセに所属したほか、イタリアやトルコのリーグでも活動していた。
まだ年齢も若く、プロ・リーグや代表選手としての期待も高かったが、昨年9月に胃癌を患っていることが判明し、公表していた。
ブラジル・バレーボール協会やかつての所属チームなどは追悼声明を発表している。