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犯人長女らに合計192年の実刑=ABC地区家族殺害事件

2023年6月15日

 2020年に大サンパウロ市圏ABC地区で起きた両親と弟殺害事件で、長女のアナ・フラヴィア・マルチンス・メネゼス・ゴンサルヴェス被告と共犯者2人に対し、合計で192年の実刑判決が下された。14日付G1サイト(1)(2)(3)が報じている。
 この裁判は、ロムユキ・ヴェラス・ゴンサルヴェスさん(43)と妻のフラヴィアーナさん(40)、長男のフアン・ヴィトルさん(15)の3人が2020年1月27日夜、サントアンドレの自宅で頭を撃たれて死亡した後、サンベルナルド・ド・カンポ市内の雑木林に放置した車の中から炭化した状態で発見された事件に関するものだ。
 この事件は、カリーナ・ラモス・デ・アブレウ被告との交際を反対されたアナフラヴィア被告が、父母の資産を奪おうとして武装した男性3人と共に自宅に押し入ったが、現金が見つからず、被害者3人を殺害したとされている。犯行計画はカリーナ被告の発案とされ、ギリェルメ・ラモス・ダ・シウヴァ被告が共犯者の1人として断罪された。
 裁判では、アナフラヴィア被告に61年5カ月23日、カリーナ被告に74年7カ月10日、ギリェルメ被告に56年2カ月20日の実刑判決が下った。上告は認められていない。共犯者はさらに2人いるが、彼らの裁判は8月に行われる。
 アナフラヴィア被告の祖母は、同被告の刑期にフアンさんの殺害が含まれていないことを不服とし、刑期延長を求めている。


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