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サンパウロ市=BUの混乱対応は週末も=6~22時にポスト営業

2023年7月7日

ビリェッテ・ウニコ(Alexandre Carvalho/A2img)
ビリェッテ・ウニコ(Alexandre Carvalho/A2img)

 【既報関連】リカルド・ヌネス・サンパウロ市長が5日、6月30日にサンパウロ大都市圏で発生したビリェッテ・ウニコ(BU)約4万枚の機能停止に関し、対応が遅れたことを謝罪し、週末も対応ポストを営業させると発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)(3)が報じた。
 SPトランスによると、6月30日に起きたBUのトラブルはシステムエラーによるもので、約4万枚のBUが機能しなくなり、バスや地下鉄、都電(CPTM)の利用者の足に混乱が生じた。
 ブロックされたBUは顔写真入りの身分証明書を持参すれば市内全域の対応ポストで無料交換してくれるが、対面対応が必要で、各ポストには利用者が殺到。システムが止まったりして4時間も列に並ぶ人が出たという。
 3日付サンパウロ市公式サイト(4)によると、同市市役所は3日、通常は7~17時の営業であるサンターナとジャバクアラのポストの営業時間を6~22時に延長して対応を強化したが、5日昼過ぎまでに交換が終了したBUは約2万8千枚のみで、週末も営業時間を延長した状態で対応することになった。
 同市長によると、古いBUの課金残高が新しいBUに移されるのは72時間以内が原則だが、大半が当日中に移されているという。
 市会計検査院(TCM)は市役所に、問題が起きた理由と再発防止策、市民に与えた影響についての説明を求めたが、対応は遅れており、市長自らが謝罪する事態に発展した。


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