ペレの遺産分割に継娘も=7800万レを遺族が相続

昨年12月に結腸がんで亡くなった「サッカーの王様」の愛称で知られるペレ。14日付のエスタード紙など(1)(2)によると、彼の息子たち6人は、継娘のジェミマさんを相続人の一人に加えることに同意した。遺産総額は弁護士によって査定中だが、7800万レアルと推定されている。
ジェミマさんは、ペレが1994年に結婚したアシリア・レモスさんの連れ子で、遺言書への記載はないものの、ペレとの深い感情的絆があるとして相続権を主張していた。遺族は、ジェミマさんを財産相続権所有者のリストに加えるよう求めており、裁判所の決定を待っている。
ペレの娘であると主張して訴訟を起こしたマリア・ド・ソコーロ氏も相続人としての承認と権利を求めている。現在、ペレの財産管理は息子のエジーニョ氏に任されている。
2020年に署名された遺言書の中で、ペレはグアルジャーの邸宅を含む全資産の30%をマルシア夫人に、60%を6人の息子らに、さらに10%を2人の孫に割り当てた。
この孫達は、ペレが認知していなかった娘サンドラ・レジーナ氏の子供だ。もし、マリア・ド・ソコーロ氏が正当な相続人として認められれば、彼女は財産の60%を他の息子たちと分け合うことになる。