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モラエス判事=ブラジル人3人から野次被害=伊空港、息子に暴力も

2023年7月18日

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 最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事の一家がイタリアでブラジル人たちから野次を浴びせられ、息子が暴力を受けるなどの被害にあった。15日付G1サイト(1)などが報じている。
 これは現地時間の14日18時45分(ブラジリア時間13時45分)頃、ローマの空港に降り立ったモラエス判事の一家に対して行われたことだった。
 モラエス判事が夫人や子供たちと税関から出てきたところ、男性2人と女性1人の伯人3人が待ち構えていた。彼らは同判事を「犯罪者」「共産主義者」「買収された者」と野次った。
 その中の一人はモラエス判事の息子のアレッシャンドレさんの顔を殴っており、その衝撃でアレッシャンドレさんがかけていた眼鏡は地面に落ちた。
 この攻撃で3人は周囲の人たちから批判され、その場から立ち去った。
 この一件はブラジルでも報じられ、すぐに話題となった。ジェラルド・アルキミン副大統領やアルトゥール・リラ下院議長など、政界からもモラエス判事に対して連帯を示す反応が上がった。
 この3人の身元はすぐに判明し、ロベルト・マントヴァーニ・フィーリョ氏、同氏の妻アンドレイア・マントヴァーニ氏、アレックス・ザナッタ氏であることがわかった。
 マントヴァーニ・フィーリョ氏は企業家で、2004年にはサンパウロ州サンタバルバラ・ド・オエステの市長選への出馬経験もある。
 マントヴァーニ氏はマスコミ向けに文書を公表し、野次は他の誰かが発した言葉であり「事実に関する解釈上の誤りが存在する」「空港で撮影された画像の開示を待ち、生じた誤解が解明されると信じている」とコメントした。 
 モラエス判事は昨年10月の大統領選を含む統一選の際、選挙高裁長官を務めている。この際、虚報拡散をはじめとした選挙法違反を厳しく取り締まったと評価する声がある一方、「ルーラ氏に選挙を有利にした」とし、ボルソナロ前大統領支持者から敵視される傾向も目立っていた。

 

 


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