リオ州=早朝に電車とバスが衝突=19人が重軽傷負う
18日朝、リオ州の鉄道「スーペルヴィア」の電車とバスが衝突する事故が起きた。同日付G1サイトなど(1)(2)が報じている。
事故が発生したのはフルミネンセ海岸部のジャペリ市で、午前4時35分頃、信号を無視したバスが一時停止を怠って線路に侵入。電車の先頭部右側がバスの右側中央部を直撃した。
スーペルヴィア側は衝突の瞬間のビデオを公開しているが、事故の際、電車の接近を知らせる信号は正常に機能していた。また、乗客は警笛が鳴らされたのを耳にしている。
この衝突で19人が負傷。2人はノヴァ・グアス総合病院、さらに2人が市立フランシスコ・シャビエル病院に運ばれた。ジャペリ市役所によると、ジャペリ市立病院にも15人が運ばれたが、10人は程なくして退院許可を得ており、残る被害者も容体は安定しているという。
この事故により、スーペルヴィアは通行止めとなったが、午前10時には通常運行に戻っている。
バスはトランスポルテス・ブランコ社のエンジェニェイロ・ポドレイラ・セントラル線のもので、事故当時は満席だったという。同社は事故原因の解明に乗り出すことを明らかにしている。