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連邦政府テレビ広告費=再びグローボが中心に=レコルデとSBTを圧倒

2023年7月26日

 ルーラ政権に変わり、連邦政府のテレビ局に対する広告費用の中心がレコルデ局からグローボ局に戻りつつある。25日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 大統領府社会通信局(SECOM)が明らかにしたデータによると、今年に入って約半年の時点で、連邦政府が最も広告費を支払ったテレビ局はグローボ局で、5440万レアルにのぼった。
 次はレコルデ局の1300万レアルで、3位はSBTの1200万レアルだが、グローボはこの2局の合計の2倍以上の広告費を受け取っている。
 ブラジルでは数10年来、テレビの視聴率でグローボが圧倒する状況が続いているが、ボルソナロ政権は報道をめぐり、グローボとしばしば対立。そうした事情もあり、ボルソナロ政権の4年間ではレコルデ局に連邦政府による広告で1位となる2億2千万レアルが支払われており、グローボは2億レアルで2位に甘んじた。また、3位のSBTも1億8千万レアルで、グローボに迫る勢いだった。
 なお、この数字には公営銀行やペトロブラスなどの公社の広告費は含まれていない。

 


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