セレソン=ミリトンが全治9カ月重傷=守りの要、W杯予選直前に
サッカー・ブラジル代表(セレソン)のセンター・バックのレギュラー、ミリトンが、所属のレアル・マドリッドの12日の試合で左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、全治9カ月と診断された。これにより、9月に始まるW杯南米予選の序盤の出場が絶望的となった。13日付テラサイト(1)が報じている。
ミリトンは12日に行われたスペイン国内リーグ「ラ・リーガ」の開幕戦、対アトレチコ・ビルバオ戦の後半5分、相手選手を後ろから止めようとした際にバランスを崩して転倒。そのまま立ち上がれなくなり、激痛に涙を流しながら退場した。
ミリトンは翌13日に左膝前十字靭帯断裂との診断を受けた。これでミリトンは来年の上半期までの試合出場が絶望的となった。
ミリトンが出場できない間、セレソンは2026年のW杯に向けての試合が9月、10月、11月に2試合ずつの計6試合ある。第7節は2024年9月からなので、回復後はそこからの出場となりそうだ。
UOLサイト(2)が報じているように、セレソンは現在、ネイマールがサッカー・レベルで劣るサウジアラビア・リーグのアル・ヒラルへの移籍話が進展中で、サッカーの感覚の鈍りを不安視されているが、その矢先の守りの要の戦線離脱となった。