リンゴ風味のサイダー回収＝ガラスの砕片混入の恐れ

　国家衛生監督庁（Ａｎｖｉｓａ）が２日、ＣＲＳブランズ・インドゥストリア社のリンゴ風味のサイダー「セレゼル」２２０万本をリコールし、販売と流通の停止を命じたと発表したと同日付Ｇ１サイトなど（１）（２）（３）が報じた。
　Ａｎｖｉｓａによると、同ブランドのオーナーのＣＲＳ社が９月２５日に、対象商品の自主回収を開始した上で、当局に通報したという。
　同社によると、充填プロセス中の容器の変更により、２０２２年７月２２日～９月２日製造と印刷された６６０ミリリットル入りの緑色の瓶詰商品（２８ロット、２２３万７９５３本）の約０・２％に、ガラスの砕片が混入した可能性があるという。
　Ａｎｖｉｓａは通達を受け、当該商品を飲用した際に口の中や腸を傷つける可能性があるとして、流通と販売を禁じることを決めた。
　ガラスの砕片が混入した可能性があるロットは、L22 203 742 07、L22 203 743 07、L22 228 751 07、L22 228 752 07、L22 229 752 07、L22 229 753 07、L22 230 753 07、L22 230 754 07、L22 231 754 07、L22 231 755 07、L22 235 756 07、L22 236 756 07、L22 236 757 07、L22 237 757 07、L22 237 758 07、L22 237 759 07、L22 238 759 07、L22 238 760 07、L22 241 760 07、L22 241 761 07、L22 242 761 07、L22 242 762 07、L22 243 762 07、L22 243 763 07、L22 244 763 07、L22 244 764 07、L22 245 764 07、L22 245 765 07だ。
　これらのロットの商品を購入した消費者は、電話０８００・７０２・２５１７またはｅ‐ｍａｉｌ：recallsidra@crsbrands.com.brを通して同社と連絡を取れば、商品交換のための指示や情報を得ることができる。ロット番号は瓶上部の金色の包装部に黒い文字で印刷されている。同社によると、商品は今年製造されたものだが、製造日は昨年の日付が入っているという。