リベルタドーレス杯=フルミネンセが決勝進出=インテルとのブラジル対決制す
4日、サッカーのリベルタドーレス杯準決勝第2試合が行われ、フルミネンセがブラジル勢同士の対インテルナシオナル戦に逆転勝利し、決勝に進出した。同日付グローボ・エスポルテ(1)が報じている。
先週のマラカナンでの第1戦では両者譲らず、2―2で引き分けた。今回はポルト・アレグレのベイラ・リオに舞台を移して行われた。
試合は序盤は本拠地試合のインテルが圧倒した。開始10分、アラン・パトリキの左からのコーナーキックをアルゼンチン元代表のメルカドがヘディング・シュートで決め、1点を先制した。
その後も試合はインテルのペースで進んだが、後半にエクアドル代表エースでもあるセンター・フォワードのエネル・ヴァレンシアが3度、決定的なチャンスを逃した。
すると、後半35分、パスがつながったフルミネンセは、アルゼンチン人エース、ヘルマン・カノがペナルティ・エリア内に出したスルーパスに追いついたジョン・ケネディがゴール右にシュートを決め、同点に追いついた。
さらに42分、カノからのパスを受けたゴンザレスがゴール前に出したパスをジョン・ケネディがスルーし、その先にいたカノがゴールを決め、2―1で逆転した。
フルミネンセはアディショナル・タイムのピンチをキーパー、ファビオの好セーブで防ぎ、2試合合計でのスコア4―3で、決勝進出を決めた。
フルミネンセが決勝に進出するのは15年ぶり2回目。前回は優勝を逃している。ブラジル代表監督代行を兼ねるフェルナンド・ジニス監督には、自身初の南米一がかかっている。