基礎食料品セット値下がり=調査対象17市中12市で
労組間社会経済調査・統計所(Dieese)が7日、首都と州都17カ所で調べた基礎食料品セットの価格は12カ所で値下がりしていたと発表したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
前月比での値下がり上位3市と値下がり幅はナタル2・82%、レシフェ2・30%、ブラジリア2・28%だ。値上がり上位市と値上がり幅はフォルタレーザ1・32%、カンポ・グランデ1・08%、ゴイアニア0・81%だった。
基礎食料品セットの価格上位はポルト・アレグレ739・21レアル、フロリアノポリス738・77レアル、サンパウロ738・13レアル、リオ721・17レアルで、安かった市はアラカジュ521・96レアル、ジョアン・ペッソア551・88レアル、レシフェ557・10レアルだ。
昨年同月比も12市で値下がりしており、ブラジリア7・34%、カンポ・グランデ6・9%、ゴイアニア5・8%と続く。値上がり市はサルバドール0・09%、アラカジュ1・25%、ナタル153%などだ。
1~10月の累積ではブラジリアの11・1%からナタルの0・3%までの幅で、16市で値下がり。唯一値上がりしたのは、アラカジュの0・17%だった。
ポルト・アレグレでの価格を基に試算した、労働者の家族が食費、居住費、保健医療費、教育費、被服費を賄うために必要な所得月額は、最低賃金の4・6倍の6210・11レアルとされている。