《特別寄稿》日本の敗戦と「勝ち負け」抗争《上》=警察とメディアが生んだ歪んだ虚像=保久原 淳次 ジョルジ 翻訳者:宮原朋代
(※ブラジル沖縄県人移民研究塾同人誌『群星』2023年8月号より、許可を得て本文と写真を転載)

「忘却」―つまり心からさっぱりと取り消す―意図的ではないかもしれないが、実にやるせない事実に対し、忘れてしまおうという選定が優先された。理解できる選択である。それは第2次世界大戦終了後に殺人事件まで起こしたといわれる、ブラジル在住の日本人によって結成された愛国組織、「臣道連盟」の事である。
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