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パラー州=MSTキャンプで9人が焼死=ネットのアンテナ取付が原因

2023年12月12日

 パラー州南部の土地なし農民運動(MST)の居住キャンプで9日夜、火災が起き、9人が死亡する惨事となった。10日付フォーリャ紙(1)やカルタ・カピタル(2)などが報じている。
 火災現場はパラー州南部パラウアペバスのMSTキャンプ場「土地と自由」で、9日の14時からネット回線を引く作業を行っていた地元のインターネット企業「G5インターネット」の従業員2人が、20時頃にアンテナを立てようとしたところ、高圧電線に接触して爆発が起き、テントに飛び散った火花で火災が発生した。
 これにより、キャンプ居住者6人と、インターネット企業の作業員3人が死亡した。このキャンプは約1千世帯が暮らす大型のものだ。
 コレイオ・ブラジリエンセ(3)によると、ルーラ大統領は10日午後、事故の被害者らへの追悼メッセージを発表。同時に、パウロ・テイシェイラ農業開発相や国立植民農地改革院(Incra)のセーザル・アルドリッジ院長を現地に派遣し、事故の詳細を調べるように命じている。


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