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リオ州=アングラ1が操業を再開=全国接続システムに再接続

2023年12月20日

アングラ1原子力発電所(©Eletronuclear/Divulgacao)
アングラ1原子力発電所(©Eletronuclear/Divulgacao)

 核燃料の交換やメインテナンスのために操業を計画的に停止していたアングラ1原子力発電所が操業を再開し、全国接続システム(SIN)にも再接続されたと15日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 同原発の操業再開とSINへの再接続は、5千を超える、安全性と信頼性を保証するためのタスクを実行した後に行われた。SINはブラジル北部と南部、南東部、中西部、北東部の電力施設を相互接続し、広域停電の発生回避や電力の安定供給を図るためのシステムだ。
 計画的な操業停止は10月28日に始まり、国内外の専門家約1300人が、原子炉の制御棒の交換、主変圧器及び補助変圧器の保守、蒸気タービンの点検、原子炉圧力容器の蓋の体積検査その他の作業に携わった。
 アングラ1の監督官のアベラルド・ヴィエイラ氏は、計画的な操業停止は、これらの作業や、プラントの稼働における安全性と高度の可用性を保証するために不可欠と考えられるその他の作業を行うためだけでなく、原子力発電所の寿命を延長させるための作業を行うための機会だったと強調。プラントはまだ20年以上もつという。
 同原発はここ数日間の内にフル操業状態に戻る見込みだ。


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