サッカー=ドリヴァル監督が就任会見=「国民のセレソン」を約束

サッカーのブラジル代表(セレソン)監督に就任したドリヴァル・ジュニオル氏が11日、最初の記者会見を行い、「国民のセレソン」を約束した。同日付グローボ・エスポルテ(1)が報じている。
ドリヴァル氏は会見で、「セレソンは地球上でこれまで最も勝ってきたチームだ。それを取り戻さなければならない。ブラジル・サッカーは強いが再生が必要だ。そのための道づくりをしたい」と語った。
そして、「私が作りたいのは、ドリヴァルのセレソンではない。国民のセレソンだ」として、国民に愛されるセレソンを約束した。
ドリヴァル氏で注目されることの一つは、ネイマールの事だ。ドリヴァル氏はサントスの監督だった2010年に、采配を巡り、ネイマールと衝突した後、サントスを解雇されたという経緯がある。このことに関してドリヴァル氏は、「なにもわだかまりはない。彼は世界で3本指に入る選手だ」と問題のないことをアピールした。
ドリヴァル氏がセレソンで采配を振るう最初の試合は3月23日の対イングランド戦、26日の対スペイン戦となる。6月にはコパ・アメリカが開かれ、9月には、現在6位と苦戦を強いられているW杯南米予選も再開される。
ドリヴァル氏の監督契約は2026年12月までだ。