インテルラゴス・サーキット=9歳のアルゼンチン少年事故死=ジュニア・バイク大会の練習中

亡くなったのはアルゼンチンから来ていたロレンソ・ソマスキーニ君で、17日19時43分に入院先のサンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院で息を引きとった。
ロレンソ君はインテルラゴス・サーキットで行われていた「スーパー・バイク・ブラジル」という、8~18歳を対象とした160シリンダーのバイクの大会に出場するために参加していた(2)。
大会主催者によると、ロレンソ君は14日に行われた最初のフリーの走行の際に地面に落下した。アルゼンチンのクラリン紙の報道によると、落下の際、頭を強打したという。
ロレンソ君は事故直後に市内ペドレイラの総合病院緊急治療室に運ばれたが、重体のため、15日未明にアルベルト・アインシュタイン病院に移された。
大会主催者は追悼声明を発表し、遺族への補償を行う意向を示している。
ロレンソ君はアルゼンチン国内ではバイクの天才少年として有名な存在で、将来はバイクレースの最高峰のMotoGP(ロードレース世界選手権)に出場して世界チャンピオンになることを夢見ていた。