RS州にMCMVの家=2千軒建設と都市省発表

【既報関連】都市省が20日、4月からの豪雨で大被害を被ったリオ・グランデ・ド・スル(RS)州農村部に2千軒の家を建てるための規則を発表と同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
これらの家屋建設は連邦政府の持ち家政策ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ(MCMV)の一環で、対象は連邦政府が正式に認めた非常事態宣言市だ。
同省はこの計画のために1・8億レの特別融資の枠を与えられており、1戸あたり最大で8・6万レの補助が出る。
補償対象は今回の大水害で住宅が倒壊または閉鎖された世帯で、浸水や洪水、地滑りや岩石崩落の危険がない地域を選んで建設する責任は州や市が負う。
提案提出に関心がある民間の非営利団体は、都市省が定めた認定プロセスを受ける必要がある。23年のMCMV選考プロセスで資格を取得した企業で、対象範囲や能力のレベルが変更された場合は資格を取りなおす必要がある。
20日は、セアラ州フォルタレーザ市で、世帯収入が2640レまでの人向けのアパート416戸を引き渡す式典も行われ、ルーラ大統領や政府関係者も出席した。恩恵を受ける416家族(1664人)中219家族は、生活扶助のボルサ・ファミリアや継続的な社会援助給付金(BPC)の受給家庭だ。
この日はマット・グロッソ州シノピでも288戸、リオ・グランデ・ド・ノルテ州パルナミリンでも496戸が引き渡された。