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サンパウロ市=イスラエルのガザ攻撃支援=福音派市民の53%が反対

2024年7月23日

福音派の集会(Rovena Rosa/Agencia Brasil)
福音派の集会(Rovena Rosa/Agencia Brasil)

 福音派のサンパウロ市民のうち、過半数がイスラエルによるガザ攻撃を支援・支持することに反対していることがわかった。21日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 このことは、ダッタフォーリャが6月24~28日に、福音派サンパウロ市民613人に行ったアンケートで判明した。それによると、ブラジルがすべての戦争でイスラエルを支援すべきという考えに反対する人は過半数の53%に及んだ。具体的には、34%が完全に反対、19%は部分的に反対だった。誤差の範囲は上下4%ポイントだという。
 一般的に、教会関係者の間ではイスラエル支持派が多いとみられており、保守派の抗議行動においてもブラジル国旗と並んでイスラエルの旗があげられる光景をよく見かけるが、今回調査の結果は、このような印象とは異なるものとなった。
 他方、イスラエルによる無制限の防衛(ハマスへの反撃)に同意するは38%で、23%は全面的に同意、15%は部分的に同意だった。
 2022年の大統領選でボルソナロ氏に投票した信者の間では、イスラエルによるハマス攻撃や同国による紛争への関与を支持する人は49%に達している。


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