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トカンチンス州=知事一族らが連警捜査対象に=基礎食料品配給資金を横流し

2024年8月22日

ヴァンデルレイ知事(facebook)
ヴァンデルレイ知事(facebook)

 21日、トカンチンス州で連邦警察による捜査が行われ、ヴァンデルレイ・バルボーザ知事(共和者・RP)が家宅捜査の対象となった。州が配布する基礎食料品セット(セスタ・バジカ)購入資金を横流しした嫌疑がかけられている。同日付G1サイト(1)などが報じている。
 この日の捜査では家宅捜査・押収令状42件が出された。捜査はパンデミック下の2020~21年に、州のセスタ・バジカ購入資金が横流しされた嫌疑に関するものだ。具体的な被害総額は明らかにされていない。
 今回の捜査では、当時の副知事だったヴァンデルレイ現知事のほか、同知事夫人で州の社会参加特別局局長のカリーネ・ソテロ氏、知事夫妻の息子のレオ・バルボーザ州議(RP)、トカンチンス州の零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)現会長で、2019〜22年に州の局長を務めていたレリゾン・カストロ氏らが捜査対象となった。
 警察によると、パンデミックという状況を悪用し、基礎食料品セットの提供は事前に決めた会社に発注された上、代金を全額払ったにも関わらず、納品は一部のみだったという。
 ヴァンデルレイ知事は捜査対象となった期間には支払いは命じていないとして嫌疑を否定。カリーネ氏もこの計画には参加していないと主張している。


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