ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(5)

長崎港では、幕府の奉行の上陸許可を待たされた。お役所仕事で手間取り、ために太十郎は精神に異常を来し、刃物で自殺をはかった。一時は危篤となったが、助かったという。
やがて四人は、迎えに来た仙台藩の役人に引き渡され、江戸に送られた。
江戸では同藩藩侯が、家臣の大槻玄沢(蘭学...
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