ボルソナロ=ヌーネス市長応援に参加=決選投票5日前にようやく

22日、ボルソナロ前大統領(自由党・PL)は再選を目指すリカルド・ヌーネス聖市市長(民主運動・MDB)の選挙キャンペーンに参加した。キャンペーン解禁から67日目、決選投票の5日前にして初の参加だった。同日付フォーリャ紙(1)が報じている。
このキャンペーンは22日午後、聖市西部モルンビのシュユラスコ店「ファゼンダ・シュラスカーダ」を貸し切って行われたもので、約400人の企業家が参加した。
ボルソナロ氏はそこに、タルシジオ・デ・フレイタス・サンパウロ州知事(共和者・RP)と共に参加。私服姿のボルソナロ氏は、シャツにMDBの政党番号「15」のステッカーを貼って登場した。
ボルソナロ氏とヌーネス氏はキャンペーンの席上で対話の時を持ったが、実際には、ヌーネス氏が2021年に国に対して行った負債返済の再交渉の話に終始した。
ボルソナロ氏とヌーネス氏は共に、駆けつけていた記者団から「ボルソナロ氏はなぜキャンペーンに参加してこなかったのか」との質問を受けたが、「様々な市のPL候補の支援で全国を駆け巡り、多忙だったから」と説明した。
両者はまた、ボルソナロ氏が8月にMDBの党大会に参加し、自身の推薦するリカルド・メロ・アラウージョ氏の紹介を行ったことにも言及した。
ボルソナロ氏はこの昼食会後、選挙放送でのヌーネス氏応援のための動画撮影を行った。