ウルグアイに引き分け=2位浮上可能性も5位後退

19日のサッカーW杯南米予選で、ブラジル代表(セレソン)はセアラー州フォルタレーザでのウルグアイ戦を1対1で引き分け、順位を一つ落として5位となった。同日付ランセ(1)などが報じている。
14日のベネズエラ戦を優位に進めながら引き分けに終わったセレソンは、この日もウルグアイを圧倒する攻めを見せた。だが、肝心なシュート・チャンスでエース、ヴィニシウス・ジュニオルが枠外に外す光景が何度か見られ、得点はならなかった。
一方、ウルグアイは後半9分、チームの司令塔ヴァルヴェルデが、ペナルティエリアでドリブルで攻めると見せかけ、ディフェンダーをかわすように並行移動しながら、そのままいきなりシュート。これがゴール右隅に鮮やかに決まり、1点を先制した。
これに対し、セレソンは15分、ラフィーニャがペナルティエリア内にあげたクロスを相手ディフェンダー、サラッキがヘディングで押し戻したところに、ジェルソンが走り込み、左足で直接シュート。これが決まって同点に追いついた。
セレソンはその後も、途中出場のマルチネッリやパケターがシュート・チャンスをつかんだが無得点。相手の8本を大幅に上回る18本のシュートを放ちながら、効率の悪い攻めで1点に終わり、1対1で引き分けた。
この試合に勝てば勝ち点20で2位浮上もありえたセレソンだが、引き分けに終わったため、勝ち点18でエクアドルに抜かれ、5位に後退した。