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体験型イベントで盛況=第8回熟年祭り

2024年11月23日

練功を体験する参加者
練功を体験する参加者

 熟年クラブ連合会(熟ク連、辺原良子会長)主催の第8回熟年祭りが10月30日午前9時からサンパウロ市リベルダーデ区の同連合会会館で開催され、晴天に恵まれたこともあり、会員など参加者たちで賑わった。
 同祭では練功、盆踊り、健康体操・ケア体操、コーラス、民謡等のほか、地階での絵手紙教室、1階での麻雀教室や整膚マッサージ、血圧測定・血糖値検査など体験型のプログラムが目白押し。参加した人々はそれぞれに楽しみながら充実した一日を過ごしていた。
 同祭は以前、「老人週間」と称して毎年10月頃にサンパウロ日伯援護協会(援協)や救済会・憩の園と一緒に開催していた。しかし、当時の会場だったブラジル日本文化福祉協会大講堂の賃貸料高騰や参加者の減少などから、会場を援協福祉センター等に移転して行われた。
 その後、援協が「老人週間」を単独開催したことなどから、1世会員が多い熟ク連では「日本語で気軽に話せる場所」として会員の要望を反映させる形で2014年、「老人週間」に代わるイベントである「第1回熟年祭り」を発案し、単独で実施してきた経緯がある。
 午前9時に始まった今回の熟年祭りでは、辺原会長の代理で広瀬哲洋副会長が開会あいさつ。「前日の準備段階から皆さんが、1年に1回の熟年祭りを楽しみにされている姿を見て嬉しく思いました。今日は日頃のうっぷんを大いに晴らして楽しんでください」と述べた。
 引き続き、サロンでは練功の体験教室を皮切りに、盆踊りでは福井県の『イッチョライ節』や鹿児島県の『おはら節』を川添敏江さんの指導により、会場を輪になって踊っていた。

絵手紙教室の様子
絵手紙教室の様子

 地階で行われた絵手紙教室では、石井惠子さんの指導で、初心の参加者も挑戦。石井さんは「絵手紙はその季節に合わせて、野菜や果物、行事のことを描きます。ブラジルではカーニバルやパスコアなどもあり、最近ではハロウィンもありますね。今日は初めての人もいるので、自由に描いて楽しんでもらっています」と笑顔を見せながらも熱心に指導していた。


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