10月のカンタレイラ水系の雨量=下旬に追い上げ、100ミリ超す
秋、冬の少雨、さらにサンパウロ水道局(Sabesp)による取水量の増加などもあり、水危機の不安があるサンパウロ州。それを乗り越えるには春季から夏季にかけての雨が必要だ。10月も前半の2週間はカンタレイラ水系の雨量が30ミリを超えず、少雨を引きずっていたが、今週に入ってからは寒冷前線の影響で追い上げ、10月31日午前9時現在での10月の月間降水量は112.1ミリに。月間平均の130ミリには届かなかったが、なんとか100ミリを超えた。貯水量はまだ23.4%だから、11月以降の雨に期待したい。(1)









