健康体操協会指導員が忘年会=19周年式典を8月に開催へ

ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)は24年12月21日(土)昼、熟年クラブ連合会会館に指導員ら約40人が集まり、会議および忘年会を行った。
会議では清原みどりさんと今野米子(よねこ)さんが司会をし、25年に創立19周年セレモニーをどうするかが熱心に議論された。26年には20周年を盛大に祝うが、25年はどの程度にするかが焦点だった。
川添会長からは「中平マリコさんが25年6月に久々に来伯する予定。体調を整えるなど準備をされている。我々もぜひ19周年セレモニーの中で彼女を歓迎してはどうか」と提案すると、「せっかく中平さんが来るなら、我々も何かしないと」という意見も。最終的に「規模は別にして、8月17日を候補としてセレモニーをやりましょう」とまとまり、拍手で承認された。
続いて忘年会となり、川添博支部長は「たくさんの重要なイベントに参加し、大きな事故もなく無事に過ごせた。健康があればこそ、心も平穏になり、国も平和になる。今こそ健康を通して平和を訴える時です。指導員の皆さん、もうひと踏ん張りして20周年を目指して頑張りましょう」と挨拶した。
川添会長は「昨年は82回のイベントに出演、今年は88回にもなった。生徒さんを指導して、元気にしているのは皆さん。1月からまた新しい一年を元気に始めましょう」と呼びかけた。
顧問の松尾治さんも「私も86歳になった。皆さんが溌剌と健康を維持して、体を動かしている姿を見ると嬉しくなります。ぜひこのまま健康に年をとってください」と述べた。
その後、各指導員から今年の出来事が語られた。レジストロ支部では2月に3人だったのが、サンパウロ市から月に2回、指導員が行くようになり、現在15人まで会員が増えたことが報告され、拍手が送られた。そのほか、「訪日した際に、久々に友達に会ったら、私が一番元気だった。これも健康体操のおかげ」という声も。
7年間も健康体操をしているという非日系人のエスメラルダ・コルデイロさんは「私は保健所で働いているが、先日、身体年齢を計測したら、実年齢よりはるかに若かった。これは健康体操のおかげ」と報告した。
24年に夫を亡くした中村アリッセさんは「彼の兄弟の中で一番頑丈そうだった夫が、最初に亡くなった。私はとてもショックで、なかなか立ち直れなかったが、健康体操の仲間のおかげで今では普通に振る舞えるようになった。このグループが私を支えてくれている」と感謝した。
持ち寄りで昼食をとった後はビンゴに興じ、楽しい忘年会となった。