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チリで大停電が起き混乱=ブラジルとの航空便にも影響

2025年2月27日

大停電のチリ(Reproducao
大停電のチリ(Reproducao

 25日、チリで大停電が発生。同国内が混乱しただけでなく、航空機が飛ばなくなるなどでブラジルにも影響が及んだ。同日付G1サイト(1)が報じている。
 北部の電力システムの接続不良による停電は、現地時間の15時16分頃起きた。同国政府は25日夕刻になっても、電力の供給が正常化する時期を把握できずにいる。
 停電は首都サンチアゴなど、同国で最も人口が集中している地域を中心に起き、1900万人が被害を受けた。同国政府は、22時から翌朝6時までの外出禁止令も出した。
 サンチアゴ市内の地下鉄はこの停電で長時間止まり、ヴァルパライゾなどの観光地でもホテルに電気が行かなくなった。学校は休みとなり、病院でも一部の入院者たちが転院を強いられ、携帯電話のサービスも不安定になった。市街地では信号も止まり、混乱が生じた。
 停電の被害は同国の主要産業である鉱業にも及び、鉱山での採掘作業が止まるなどの影響が出た。
 また、この停電でサンパウロ州グアルーリョス空港とチリのサンチアゴ国際空港間のフライトにも影響が出ている。ラタン航空は、「25日と26日の便にキャンセルや30分以上の遅れが生じた場合は、便の振り替えや払い戻しに応じる」と発表した。振り替えの場合は、3月4日ないし5日の便まで無料で対応するという。


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