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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(129)

2025年3月21日

 「一九五三年頃、歴史家ハリー・エルマ・バーンズが一九三〇年代後半から一九四〇年代前半にかけてのアメリカの外交政策に関する膨大な資料を基に、文献を編纂した。
 その文献は誰でも読むことができる。第二次世界大戦に於ける米の責任を様々な角度から明らかにしている。それによれば。
 ルーズヴェルトは、自国が遅かれ早かれ参戦できる様に、色々な手段を使って狡猾に動いていた。米が侵略者の一方的な攻撃の犠牲になった様にみせかけ、世論を戦争に巻き込む形で。
 陸軍長官スティムソンが戦後『我々には、日本による明白な先制攻撃が必要だった』という証言を遺している。
 米軍が日本の暗...

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