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シルヴェイラ=「刑期中の特別出所認めず」=過去の規約違反で要請却下

2025年4月1日

シルヴェイラ氏(Reproducao)
シルヴェイラ氏(Reproducao)

 最高裁は3月28日、元下議のダニエル・シルヴェイラ氏に対し、刑期が終わるまでは条件付の出所は認めないとの決定を下した。同日付メトロポレス(1)が報じている。
 シルヴェイラ氏は昨年のクリスマスに条件付の仮釈放が認められたが、電子足輪を外す、ネットをつなぐなど違反行為を行ったため、刑務所に戻された。
 シルヴェイラ氏は3月中旬に、4月中旬の復活祭に実母の家を訪問したいとの希望を出したが、連邦検察庁に認められなかった。
 今回の審理は度々特別出所を求めるシルヴェイラ氏に対して行われたものだ。報告官のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事は、クリスマスの外出期間は服役期間には入らないとして、「残りの刑期は5年9カ月で、現在は昼間の外出が認められるセミ・アベルトの状態だが、夜は必ず、リオ州農村部マジェーの刑務所に戻らなくてはならない。刑期が終わるまでこれは続き、特別出所は認めない」との判断を下した。
 これに対し、最高裁判事たちは9対2でモラエス判事の主張を支持した。反対は、カシオ・ヌーメス・マルケス、アンドレ・メンドンサの2判事のみだった。
 シルヴェイラ氏は下議だった21年2月に最高裁判事全員更迭を提唱し、違憲行為の軍政令第5条擁護も行ったため、現行犯逮捕された。その後も刑務所で素行不良を繰り返し、問題となっていた。
 同氏は22年4月に最高裁から8年9カ月の実刑判決を受けた。同氏はボルソナロ派下議として知られ、同年末にはボルソナロ前大統領が恩赦を出したが、最高裁から却下されていた。


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