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サンパウロ市=4歳以下の子供の保護者に=保育園へのバス料金無料化

2025年4月2日

保育園に子供を通わせる親達の公共交通機関の利用を無料化すると報じる3月31日付G1サイトの記事の一部
保育園に子供を通わせる親達の公共交通機関の利用を無料化すると報じる3月31日付G1サイトの記事の一部

 サンパウロ市のリカルド・ヌネス市長が3月31日、市立保育園に子供を預けている親達が公共交通機関を無料で使えるプログラム「ママイ・タリファ・ゼロ」を発表したと同日付G1サイト(1)が報じた。
 このプログラムは同市長の選挙公約の一つで、市立保育園から1・5キロ以上の所に住む園児の送迎のため、1日2回、公共交通機関を無料で使えるようにする。
 同プログラムを利用できるのは、0~4歳児が市立保育園に在籍しており、社会福祉プログラム用の統一登録システム(CadUnico)に登録済みの親か責任者(保護者)で、保育園から1・5キロ以上の所に住み、無料のスクールバス(TEG)は利用していない、60歳以上などの無料で公共交通機関を利用する権利は有していないといった条件がある。
 具体的には、同プログラムの利用申請者に専用の課金カード「ビリェッテ・ウニコ(BU)」を支給し、1日2回、公共交通機関を使えるようにする。BUを使うと、各回(各コッタで)、2時間以内に4回までの公共交通機関利用が可能となる。
 市役所によると、このプログラムにかかる経費は年3860万レで、0~4歳で児童教育センターに通う子供達、1万4638人が恩恵を受けるという。
 希望者は、市役所のサイトで同プログラムの利用資格の有無を確認後、利用者と子供の情報を登録する必要がある。BUは登録後10日以内に届くので、受け取ってから3日以内に課金機でコッタを入力すれば、利用可能となる。


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