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最初のミサで使われた十字架=聖週間に合わせて各地巡る

2025年4月16日

ブラジルで最初に行われたミサで使われた十字架(Divulgação/Jonathas Ventura)
ブラジルで最初に行われたミサで使われた十字架(Divulgação/Jonathas Ventura)

 1500年にブラジルに到着したポルトガル人が国内初のミサ(カトリックの宗教行事)で使い、現在はポルトガルに保管されている十字架がブラジルに運ばれてきており、14日夜、サンパウロ市に到着。聖週間の行事に合わせて各地を巡ると14日付G1サイト(1)が報じた。
 ブラジルでの最初のミサは、ペドロ・アルヴァレス・カブラルによるブラジル発見から5日後の1500年4月26日のイースター(復活祭)に、バイア州極南部でサンタクルース・カブラリアとポルト・セグーロ両市の間にあるコロア・ヴェルメーリャ海岸で行われた。この時使われた十字架は、ポルトガルのブラガ大聖堂博物館に保管されている。
 この歴史的な十字架が「信仰のブラジル:聖十字架の国ブラジルでの最初のミサから525周年を祝う」というイベントの一環でブラジル国内を巡礼することになった。イベント主催者はブラジル信仰運動、救世主キリスト大司教区聖域、救世主研究所だ。
 十字架は12日に大聖堂博物館を出、ブラガ、ファッチマ、カスカイス、リスボンの各市を経てブラジルに到着後、サンパウロ州、リオ州、リオ・グランデ・ド・スル州、バイア州、パラー州、連邦直轄区を巡る。
 最初の巡礼地はサンパウロ市で、15日正午にセー大聖堂で行われるミサに参加後、13時に福音伝道者の行列で歴史地区パテオ・ド・コレジオを訪問。15時にはサンパウロ州産業連盟のセレモニー、16時にはサンパウロ州議会でのエキュメニカルな行事、19時にはバンデイランテス宮での州政府機関訪問に参加する。
 16日はサンパウロ州内のカショエイラ・パウリスタ、アパレシーダ、グアラチンゲターを回り、17日はリオ州のリオとペトロポリス訪問。18日はリオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ、19日はリオ州マリカーを訪問後、リオ市に戻り、20日まで滞在。21~22日はブラジリアに留まり、23~24日はパラー州ベレンへ。25日にバイア州サルバドールへ移動。26日は同州ポルト・セグーロを経て、サンタクルース・カブラリアに向かい、国内初のミサから525周年を祝う。27日にはポルト・セグーロを経てポルトガルに戻る。(2)


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