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ブラジル中銀、政策金利を年14.75%に引き上げ 引き締めペース緩和も高インフレ警戒続く

2025年5月8日

 ブラジル中央銀行の金融政策決定会合(Copom)は7日、政策金利(Selic)を年14.75%へと0.50ポイント引き上げることを全会一致で決定した。利上げ幅は市場予想通り0.50ポイントにとどまり、これまで4回連続で実施されてきた1ポイント幅の利上げからはペースを緩めた格好となった。


 中銀は声明において、インフレリスクが通常よりも高まっているとの認識を示し、今後の政策運営においては「これまでの金融引き締めの影響がまだ完全には現れていない段階にあるため、さらなる慎重さと柔軟性が求められる」と強調した。

不透明な外部環境と堅調な国内経済

 中銀は今回の声...

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