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米国がブラジルの希少鉱物狙う?=ニオブが関税交渉のカードに

2025年7月26日

「ブラジルはブラジル国民のもの」と記された帽子をかぶるルーラ大統領(Foto: Ricardo Stuckert / PR)
「ブラジルはブラジル国民のもの」と記された帽子をかぶるルーラ大統領(Foto: Ricardo Stuckert / PR)

 在ブラジル米国大使館の代理大使ガブリエル・エスコバル氏が23日、大手鉱物採掘会社や研究機関を代表するブラジル鉱物院(Ibram)と会合し、ブラジルのリチウム、ニオブ、レアアースなどの「重要かつ戦略的鉱物」に強い関心を示していると表明した。これに対しIbram側は、そのような交渉は政府の専権事項であり、企業が直接対応すべきではないと伝えたと24日付オ・グローボ(1)が報じた。

 鉱物資源をめぐる交渉は単なる経済問題にとどまらず、地政学的、軍事的側面を持つ。政府関係者によれば、鉱物の採掘・販売は企業が国の許可を得て行っているが、現状の外交関係を踏まえると、戦略鉱物の供給...

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