モジ七夕祭り2、3日に=好評の灯籠流しも同時に

モジ・ダス・クルゼス文化協会(以下モジ文協、津田フランキ理事長)が主催する「第3回七夕祭り(Tanabata Matsuri 2025)」が8月2日(土)、3日(日)に秋祭り会場と同じ文協スポーツセンター(Avenida Japão, 5919 Porteira Preta)で開催される。慰霊祭が初日午前10時、開会式が正午から。
リベルダーデ文化福祉協会の指導の下で2023年にモジ百周年記念公園で始まり、昨年から現在の会場に変わった。当日は短冊1枚6レアル(2枚なら10レアル)で販売され、白=平和、黄色=金運、緑=希望、赤=情熱、桃=愛情、青=健康・守護といった願いを書き込む。短冊はイベントの最後に火にくべるお焚き上げ儀式を通じて、願いが天に届くとされている。
秋祭りに続いて、モジ市民の熱い要望に応えて今回も灯篭流しが行われる。一つ20レアルで当日販売され、2日17時30分から会場内の池に灯篭を浮かべて幻想的な雰囲気を演出する。
日本語学校などの協力により、日本文化体験ゾーンでは茶道、折り紙、マンガ、短冊書きなどの日本文化の多彩なワークショップが用意されている。
芸能ステージでは福島県人会太鼓や盆踊り、ダンス、歌、マジックなどのパフォーマンスを2日間にわたり多数上演する。今回もコスプレコンテストが3日14時から開催される。参加無料、定員50人、優勝者に1千レアルなどの賞金が授与されるという。
食の広場にはラーメンや焼きそばなどの和風フードトラック、多数の物販や展示ブースが出店する。
松本茂評議会会長(76歳)は、「柴田グループのご協力で、昨年は3万人来場したので、今年は4万人を目指しています。当日はモジで取れた新鮮なフルーツや野菜の販売もあります。家族連れで訪れてもらい食事を食べ、灯籠流しをして、それをバックに記念撮影をするのが、モジ市民に定着してきました。ぜひ皆さんもどうぞ」と呼びかけた。
2日が10時~22時、2日が10時~21時。チケット事前購入(https://www.sympla.com.br/evento/tanabata-matsuri-2025/3017425?referrer=bunkyo.com.br)。駐車場は別途35レアル。詳細はサイト(https://bunkyo.com.br/tanabata/)まで。