JICA=堀脇友美子次長が着任=「文化継承は想像以上」

国際協力機構(JICA)ブラジル事務所の次長として堀脇友美子さん(千葉県出身)が7月11日着任し、編集部を11日に訪れた。着任の感想を尋ねると「到着翌日に日本祭りの開会式で、ダイナミックさを感じた。地球の反対側まで来たのに日本語ばかりでも会話でき、ここはどこ、みたいな驚きを感じた」と述べた。
堀脇次長は最初に中南米担当部署に所属したが、その後、トルコ、カザフスタンなどの中央アジアなどを担当。全く日系社会がない地域だったので、今回ブラジルが初にして、最大の日系社会を体験しているという。
「日系社会という言葉は知っていたが、こんなに日系人が日本のことを大切に感じてくれ、意識や文化を継承していることは想像以上だった。ある意味、古き良き懐かしい日本を感じるような感覚がある」とのこと。
前任の川村怜子次長は7月下旬に帰朝した。