COP30でアサイー禁止?!=揺れる安全性と商売の境界線
ブラジルアマゾンを象徴する〝スーパーフード〟として世界的に知られるアサイーが、その魅力を発信するはずの国際会議の場で、一時提供禁止となる由々しき事態が起こった。11月にパラー州ベレンで開催される第30回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)の組織委員会は、シャーガス病への感染リスクなどを理由に、アサイーを含むアマゾン地域の伝統食材の提供を禁じるとする要項を発表した。だが、セルソ・サビーノ観光相の強い働きかけを受け、批判が高まった末に方針を撤回。地元文化と国際基準の間で揺れる判断が波紋を広げていると17日付CBNなど(1)(2)(3)が報じた。
この禁止方針は...
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