【17日の市況・速報】ブラジル中銀、政策金利セリックを15%に据え置き

2025年9月18日

インフレ期待の不安定続き、慎重姿勢を再確認

ブラジル中央銀行の金融政策委員会（Copom）は17日、政策金利であるセリック金利を年率15%に据え置くことを決定した。市場では事前に広く予想されていた結果であり、7月会合時に「長期にわたり金融引き締め姿勢を維持する必要がある」との見解を示していたことから、既に織り込み済みとされていた。

今回の声明でも中銀は「インフレ期待が依然として目標から乖離し、経済活動や労働市場の強さが物価に上昇圧力を与えている」と繰り返し強調。長期間にわたって「相当に抑制的な金融政策スタンス」を維持する必要性を訴えた。

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