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【コラム】織田哲郎さま、登場!(18)奥原マリオ純

2025年10月2日

サンパウロ・ブルーノートで相川七瀬公演中に紹介された織田哲郎
サンパウロ・ブルーノートで相川七瀬公演中に紹介された織田哲郎

「オダ様!」。9月5日、サンパウロのブルーノートで開かれた相川七瀬の公演中、観客の一人が放ったその一声がなければ、日本が誇るヒットメーカーの来伯は見過ごされていたかもしれない。織田哲郎――没後の筒美京平、現役の小室哲哉に次ぐ、日本音楽界における〝第三の巨匠〟である。

1990年代、彼の名はJ-POPの黄金時代を象徴した。中山美穂とWANDSによる「世界中の誰よりきっと」、ZARDの坂井泉水が歌った「揺れる想い」など、数々の名曲にその署名が刻まれている。まさに現在の「J-POP」というジャンルの輪郭を形作った存在である。

さらに、相川七瀬を発掘し、大ヒット曲「夢見る...

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