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レジストロ灯籠流し=31日から2日まで

2025年10月28日

灯籠流しの様子
灯籠流しの様子

静寂な川面に無数の灯が流れる幻想的な光景——今年もサンパウロ州レジストロ市で「第71回レジストロ灯籠流し(71º Tooro Nagashi)」が31日(金)から11月2日(日)まで開催される。会場はベイラ・リオ広場(Praça Beira Rio)。

主催は「レジストロ日伯文化協会(Associação Cultural Nipo-Brasileira de Registro)」と「日蓮宗恵明寺(Nichirenshu Emyoji)」。日伯外交関係樹立130周年を記念し、両国の友好と平和への祈りをこめて行われる。

灯籠流しは、先祖への感謝と追悼の気持ちを込めて灯りを川に流す、日本の伝統行事。戦後、日系移民によってこの地に伝えられ、現在ではブラジル国内でも最も規模の大きい日系文化行事の一つとして知られている。幻想的な灯籠の光とともに、和太鼓演奏や盆踊り、日系団体による文化発表、ブラジルの伝統音楽も楽しめる多文化な祭典として多くの人々を魅了している。

グローバル旅行社(電話11・3271・3189、atendimento@sgtviagens.com.br)が、3日間でイグアッペとレジストロの日本移民縁の地を回るツアーを企画(1100レアル)している。静かに流れる灯籠の光の中で、世代を超えて受け継がれる日伯の絆を感じてみては。


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