日本語教育110周年イベント=21、22日に締め括り
ブラジルの日本語教育110周年の節目を締めくくるイベント「いっしょにつくる未来のブラジル日本語教育―つなげよう、みんなの声と学び」が11月21、22の両日、サンパウロ市内のブラジル日本語センターで開かれる。ブラジルの日本語教育関係者らが一堂に会し、情報交換や交流を深めることで未来の発展につなげる。
サンパウロ大学、国際協力機構(JICA)、国際交流基金サンパウロ日本文化センター、ブラジル日本語センターの主催。
今年はリベルダーデ区に日本人子女向け学校「大正小学校」が開校して110周年の節目にあたり、1月からブラジル日本移民史料館での特別展示をはじめ多くのイベントを開催してきた。
21日はアマゾナス連邦大学の内ケ崎留知亜准教授による講演「日系ブラジル人若者たちの複言語能力と言語意識」をはじめ、他に日系文化に焦点を当てたプログラムを実施。22日は「1980年代から現在までのブラジル日本語教育」、「これからのブラジル日本語教育が歩む道とは?」のパネルディスカッションを行う。また両日とも、事前に募集した日本語教育や文化の取り組みなどを紹介する口頭およびポスター発表を実施する。
使用言語は日ポ両言語(同時通訳付き)。参加無料。イベント詳細や参加申し込みはサイト(https://x.gd/lpAuX)で。締め切りは16日まで。








