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Descobrindo o Japão=資金協力ディナーを開催=日本学習支援、申込み12日まで

2025年11月7日

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慈善教育福祉事業「Descobrindo o Japão(日本を発見)」(今井恵美コーディネーター)は11月14日19時30分からサンパウロ市ブルーツリーホテル・プレミアム・パウリスタ(Rua Peixoto Gomide, 707 - Cerqueira César)内のレストラン「ノア・パウリスタ」でチャリティーディナーを開催する。定員80人、要予約で申込期限は12日。定員に達し次第締め切る。

参加費は一人160レアルで、PIXによる事前支払い制。駐車場を利用する場合は別途30レアルが必要。同イベントでは、アラカルト形式の食事とワンドリンク(ノンアルコール)を提供。

同事業は、サンパウロ市内の公立学校に通う児童・生徒を対象とした日本文化学習支援で、2021年の開始以来、市内6校で6〜17歳の生徒を対象に定期的な授業を行ってきた。

授業内容は日本語の基礎、日本地理や郷土文化の紹介、日本舞踊、剣道、押し花、折り紙、妖怪のお面、かわいい弁当やラッピングの作成、外出時の安全対策のヒントなど。

その他、日記を書く習慣を教えることで脳の活性化や文章力の向上を図り、成長の促進、習慣形成、自律神経の安定、ストレス解消などにつながるような幅広い教育を行い、これまでに約560人が参加した。

授業は学校の選択科目の一つとして扱われ、自発的に日本文化を学ぼうとする意欲の高い生徒が多い。そのため学習進度や満足度は高く、生徒のみならず保護者や教師からも好評を得ている。日本留学や日本での生活に憧れる生徒にはJICA研修制度などを紹介し、目標設定や行動計画の重要性を教えるなど、キャリア形成支援の側面も持つ。

JICA研修員同窓会(ABJICA)などが支援する。30人以上の多様な分野の講師陣がボランティアとして参加し、日本文化を通じた道徳教育的な役割も担う。授業の一環として、ジャパンハウスやブラジル日本移民史料館、東洋街見学遠足なども行う。

今回のチャリティーディナーでは、参加費の一部が授業で使用する教材・材料費などの活動資金に充てられる。今井さんは「この活動は日本文化を通じて子どもたちの将来の可能性を広げ、道徳心を育み、非行を防ぐきっかけにもなります。ブラジルの未来を結ぶ活動だと感じています。ぜひ多くの方にご参加・ご支援いただければ幸いです」と呼びかける。

チャリティーディナー申し込み期限は12日。申し込みは同団体メンバーの内村明美さん(ワッツアップ=11・99831・1328)またはコッペデひろみさん(同11・99963・9399)まで連絡を。



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