深沢正雪編集長オンライン講演会=「日系社会の世代交代と文化変容」
ブラジル中央協会(大前孝雄会長、在東京)は日本時間11月19日(水)10時から11時半(ブラジル時間18日(火)22時から23時半)に、ブラジル日報編集長の深沢正雪さんオンライン講演会「ブラジル日系社会の世代交代と文化変容」を行う。
深沢さんは2004年からニッケイ新聞編集長、2022年からは現職。前任編集長の吉田尚則さんから「日本移民は壮大な民族学的な実験だ。この実験の結果がどうなるのか?ブラジルという〝人種のるつぼ〟に叩き込まれた大和民族はどんな風に変容していくのか」と問題提起され、ライフワークとして追い続けている。
群馬県大泉町がブラジルタウン化する過程をコミュニティ内部から描いた第19回潮賞「ノンフィクション部門」受賞作『パラレル・ワールド』(潮出版社、1999年)、福沢諭吉や渋沢栄一、桂太郎など明治の重鎮がブラジル移民に深く関わっていたことを描いた『一粒の米もし死なずば』(無明舎出版、2014年)、勝ち負け抗争の色々な見方を記す『「勝ち組」異聞』(無明舎出版、2017年)、明治という時代のどの部分から移民は始まったかなどを考察する『移民と日本人』(2019年、無明舎出版)などを執筆した。
今回の講演では日本伝来の宗教、鳥居、盆踊りや巻き寿司といった具体的な事例を世代交代と文化変容という視点から、動画を交えてわかりやすく語るという。
参加費は同協会会員、ブラジル日本商工会議所会員、ブラジル日報購読者は無料、非会員は1000円。申し込みや詳細はサイト(www.nipobra.com/lec20251119)から。本紙購読契約者の場合は、申込みの際に「ブラジル日報購読者」と追記を。









