第19回押し花アート展=ブラジルの自然テーマに200作品
押し花教室「押し花アート」(巽ミリアン代表)による「Exposição da Oshibana Art(押し花アート展)」の開幕カクテルが6日19時から、同展会場のサンパウロ市リベルダーデ区のレバノン聖母教会(Rua Tamandaré, 355)貴賓室で開催された。
同展覧会は、COP30にちなんで「ブラジルとその自然の多様性」をテーマに、ブラジルのアマゾンや自然をはじめとした動植物などをモチーフにした200以上の押し花アートが展覧される。
ミリアンさん(2世・68歳)は、1996年から押し花を日本で始めた。当時、エンジニアであるミリアンさんの夫が、日本に駐在員として訪日するところにミリアンさんも帯同。そこで日本の押し花技術を学び、4年後の2000年に夫が任期を終えたため共に帰国。帰伯後も押し花アーティスト兼講師として活動し、現在は約40人の生徒に毎日教えているという。
ミリアンさんは、「こういった展覧会ができるのは、支えてくれる方々のおかげです。押し花は、ただ趣味として行うだけではなく、学んでいくうちに、毎日の楽しみや生きがいを感じてきます。生徒の方々には、そういった楽しみかたも感じてもらっています」と述べる。
「もし、押し花に興味がある方は、ぜひ一度この展覧会に見学にきてください。自分の目でみて感じで、『ちょっとはじめてみようかな』と思ったら、ぜひご連絡ください」と呼びかけた。式典では、巽代表の開会挨拶の他、平田ジョエ氏のショーや食事が提供された。
「押し花アート展」は7日から16日まで開催中。午前10時から午後7時まで。入場は無料だが、1キロの非腐敗食品または衛生用品の寄付を呼びかけている。収集された品は社会福祉団体SEACに寄付される。展覧会や押し花教室についての問い合わせは、電話11・
3207・0811またはWhatsApp11・97111・5421(ディルセ氏)まで。









